木村多江サンが好きなのでいつか見たいと思っていた『ぐるりのこと。』
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アカデミー賞主演女優賞に輝かれた時のことを思い出します。
どんな役でも、この人ならではの雰囲気を醸しだしていてつい引き込まれてしまいます。
リリー・フランキーサンは「可愛い口しているおっちゃん」という存在でした。
何気に普通にいい人で、「等身大」という昔流行った言葉が浮かびました。
どんな時も穏やかに妻を見守る姿が、目に見える何かよりも信じられると思えました。
才能ある方なんでしょうね、と頭の片隅で思いながら見ていました。
- 作者: リリー・フランキー
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ワタシにはフィットしませんでしたが。分かりやすい文章でした。
もっと年月を経て読み返すと心に響く時がくるのかもしれません。
加瀬亮サンがでていましたね。
すごく猟奇的な女児誘拐殺人事件で。
奇妙な感じがでていて結構に気持ち悪かったです。
10年間の事件をきちんと追っているあたり、リアルを知る人には見ごたえがあったのでしょうか。
田辺誠一サンが出ていたのも、ちょっと嬉しかったりなどして。
寺島進サンもフツーにいそうなやくざな兄(気は弱い)で好感持てました。
裁判所の特殊な空気にふれつつ、普通であることの『幸せ』が描かれていて。
夫婦でいることの意味を問いかける。横にいる人の意味――