『宿命』 安っぽい昼ドラのようなグロいストーリーってどうなの?

始まった頃は、政略結婚もありかな・・と思えるストーリー展開でしたが。
政治家の娘に生まれたのだからと前向きに受け止める尚子(上原美佐サン)が、潔く高貴でした。
「愛情は育てていくもの」と、母親から身をもって教えられ健気に崇(北村一輝サン)を支えようとする。
自分の立場をきちんと理解して、宣子(小池栄子サン)に対しても美しいまでに気丈に振舞って。
政治もののドラマも結構いいんじゃないの、と思うほどに綺麗で愛おしかった。


野望のための結婚でありながらも、尚子の将来に「責任を持つ」という崇の熱い愛情(信頼か)にドキドキした。
二人の信頼関係は、見ていて本当に気持ちいいのだけれど。
だんだんグロくなってくるストーリーと、真野響子サンの気持ち悪さが半端なくて・・
奥田瑛二サンのズルさも気持ち悪くて・・


どうも二人は「兄妹ではなかった」という展開のようですが。←どんなマジック?
後はひたすら田中健サンの人間味あふれた『愛』の力にすがりたい。←人はそれを「希望」と呼ぶ
欲と野望が浄化された世界で、晴れてエロ全開の北村一輝サンを堪能できるのは・・いつ?←え?そこ?