矢口敦子さんの『家族の行方』

家族の行方 (創元推理文庫)

家族の行方 (創元推理文庫)

これって、何なのーーー!!
何なの?何なの?って思い続ける本です。
解っているようで実は解っていない、家族の本当の気持ちとか・・
きっと答えはないのに、後書を読んで確かめてみたくなる。
しかし・・この後書の著者は要を得ず・・本当に矢口敦子ワールドのファンですか??と疑いたくなるような有様で。
自由解釈を助長してやまない、といったところなのでしょうか。
なのでワタシは、今も何なのこれーーー!!から抜け出せず。
それでも深層心理なるものを突きつけられる矢口敦子ワールドを読み解きたい。
読み始めると最後まで読まずにいられなくなる、家族のあり方を考えさせられる一冊。<矢口ワールドでワタシが出合った本>
 償い (幻冬舎文庫)  証し (幻冬舎文庫)  そこにいる人 (幻冬舎文庫)  家族の行方 (創元推理文庫)
                        読んだ順(^ω^)/
『償い』と『証し』はまた感想を書く予定・・