『JIN・仁』 終  坂本龍馬サン(内野聖陽サン)の懐の大きさに感動したよ

花魁・野風(中谷美紀サン)の見受け話が壊れないように、乳癌を認めたくない仁に様々な思いが押し寄せる。
迷い苦しむ仁(大沢たかおサン)を救うために、自分のために野風を助けてくれと頼む龍馬サン(内野聖陽サン)。
そして、これから起こる全ての事は自分の責任だからと仁の荷物をしょい込む龍馬サン。
この人の人となりは、終始味わい深くて。あぁ、きっとこんな人だったんだろうな〜って思えた。
最後に異国の靴を履いてはしゃぐ龍馬サンいゃ、内野サンもよかったな〜


勝海舟サン(小日向文世サン)の「役割を担う人がいなくなったら、別な人がその役割をするようになるもんだよ」って・・
全てをありのままに受け止めて揺るがない、ひょうひょうとした人物像が際立っていて。
小日向サンの声がまた、たまらなく良くて・・少ないシーンでも堪能しました。
この人にはずっと、こんな風にキラリと光り続けてほしいです。


今回はもう、最終回スペシャルで見どころ満載でしたね。
白無垢姿で吉原を去る野風が、本当に本当に綺麗で泣けたし・・
結納の日に仁の声を遠くに聞いて、仁のもとへ走りだす咲(綾瀬はるかチャン)の思いに泣いたし・・
「不埒な妹」とさげずんだふりをしつつ妹を応援する兄・恭太郎(小出恵介サン)に泣き・・
仁への思いを断ち切った野風が自由を取り戻す瞬間も・・とめどなく泣いた。


そして訪れる『解夏(げげ)』
写真が消えてしまったことで、未来に一喜一憂しなくて良くなる瞬間――