『龍馬伝』 近藤正臣サン(山内容堂)の渋い演技が光っていたと思う

遅ればせながら「土佐の大勝負」で龍馬(福山雅治サン)が、容堂公に幕府への建白書を書くよう訴えるシーンを見まして・・
近藤正臣サンの(この歳で)無駄のない綺麗な顔と、無駄のない渋い演技に感動した次第です。はい。
隠居時代の容堂公の悠然とした立ち振る舞いと懐の広さを、余すとこなく静かに伝える演技に感服。
で・・山内容堂公に並々ならぬ興味が湧いてきたりなど。←自称、無類の歴史嫌い


《以下は、容堂公が建白書を書いたいきさつ》
容堂は自身を藩主にまで押し上げてくれた幕府を擁護し続けたが、倒幕へと傾いた時代を止めることは出来なかった。
幕府が委託されている政権を朝廷に返還する案および「船中八策」を坂本龍馬より聞いていた後藤象二郎は、これらを自分の案として容堂に進言した。
容堂はこれを妙案と考え、老中板倉勝静らを通して15代将軍・徳川慶喜に建白した。
これにより慶応3年10月14日(1867年11月9日)、慶喜は朝廷に大政奉還した。


う〜ん、歴史は『龍馬伝』とは少し違っているのですね。ふむふむ。
大半が大河ドラマで作成されている頭の中の歴史が不安になったりしますが・・
まぁ、おおむね良好ということで((((;゚Д゚)))


後藤象二郎(青木崇高サン)の、熱くて熱い(どんだけ熱い?)容堂公への訴えも特筆すべき熱さ。
龍馬を妬ましく思っていたシーズンが長かっただけに、この熱い思いに胸を打たれた。
この人は『ちりとてちん』からの注目株。
貫地谷しほりチャンの夫、徒然亭草々役。どうしてもこの人に目がいってしまう役者サン。
日本の将来を見つめるすごく熱い思いをいただきました。ありがとう(`・ω・´)